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遊びの中の脳トレ効果 おはじき取りゲーム

「ただのおはじき遊び」と思われがちですが

『飛び越し取りゲーム』は、実は“考える力”と“感じる力”を同時に鍛えられる脳トレなんです!

相手のおはじきを「飛び越して取る」ルールの遊び(いわば簡易版のチェッカーやジャンプゲームのようなもの)は、子どもの脳にとって非常に有効な知育活動です。この遊びによって刺激される脳の働きと、得られる学習効果は以下のとおりです。

【脳の働き】

前頭前野(計画・判断)
 先を読んで動かす必要があるため、手番の中で「どう動けば一番有利か」と戦略を立てます。これは前頭前野を活性化し、論理的思考や問題解決力を育てます。

頭頂葉(空間認識)
 マス目の中で自分と相手の位置関係、取れる場所の把握などに空間的な把握力が求められ、頭頂葉が活発に働きます。

側頭葉(ルールの理解と言語処理)
 遊びのルールを聞いて理解し、それを守って行動することで、ルール理解力や言語処理能力が鍛えられます。

海馬(記憶)
 一度成功した動きや、取られやすい配置などを覚えて応用するため、記憶力が刺激されます。

【学習効果】

論理的思考力の向上
 「次にどこへ進むと取れるか」「取られないためにどう避けるか」と考えることで、論理的に物事を考える習慣が育ちます。

注意力・集中力の強化
 相手の動き、自分の動き、取れるチャンスなど、複数の情報に注意を払うため、集中力が養われます。

先読み・予測力の訓練
 一手先、二手先を予測する力がつき、「考える力」が自然と身につきます。

社会性(ルールを守る・勝ち負けを受け入れる)
 ルールに従いながら遊ぶこと、勝ち負けを経験することを通して、社会性や感情のコントロール力も育まれます。


 

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遊びの中の脳トレ効果 決まりを見つける遊び

日常生活の中でちょっと意識してお子様の様子を観察するといろいろなことに気づくことができます。

そして、そこでちょっと声掛けをしてあげることでお子様の好奇心のスイッチを入れることができます。

このスイッチが入ると、遊びがより楽しくなり考えたり、継続して遊ぶことができるようになります。

周りの大人がちょっと意識して声掛けするだけでお子様の能力はぐんと伸びだします。

今日はお様方も大好きな繰り返し遊びながら規則性に気づく遊びの脳の働きと学習効果をお知らせします。

 

色の並びから“きまり”を見つける遊びで育つ力



■ どんな遊び?

たとえば、赤・青・赤・青…と並んだ色を見て、「次は何色?」と子どもに考えてもらう遊びです。
色ビーズやカラーブロックを使って繰り返し並べたり、自分で続きを作ったりします。

■ 脳のどんな働きが刺激されるの?

脳の部位・機能働きの内容前頭前野(思考・推理)規則性を見つけ出す論理的思考力を刺激します。ワーキングメモリ(記憶)並びの順序や法則を一時的に記憶し、次に使う力が鍛えられます。注意・選択の力色の変化に注目し、パターンを読み取る集中力が育ちます。言語領域「赤の次は青!」など言葉で説明することで、表現力も高まります。

■ 遊びを通して育つ力

きまりを見つける力(論理的思考)

先を予測する力(予測力)

比べて違いを見つける力(比較・分類力)

集中してやり抜く力(注意・持続力)

自信をもって説明する力(伝える力)

■ ご家庭での取り入れ方

色だけでなく「大・小」「長・短」「音の高さ」など、さまざまな“きまり探し”で応用ができます。

一緒に「次は何かな?」と考えたり、「どうしてそう思ったの?」と理由を聞いてみましょう。

お絵かきやブロック遊びの中でも、自然に取り入れることができます。

脳トレ教室わかばより
規則を見つける遊びは、小学校以降の算数・読解にもつながる大切な“考える力”の土台を育てます。遊びの中で、楽しく思考力を伸ばしていきましょう。

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2025/05/02        webmaster   |    タグ:やる気スイッチ , 次どうしよう , 楽しく楽しく

遊びの中の脳トレ効果 折り紙編

日常生活の中でちょっと意識してお子様の様子を観察するといろいろなことに気づくことができます。

そして、そこでちょっと声掛けをしてあげることでお子様の好奇心のスイッチを入れることができます。

このスイッチが入ると、遊びがより楽しくなり考えたり、継続して遊ぶことができるようになります。

周りの大人がちょっと意識して声掛けするだけでお子様の能力はぐんと伸びだします。

今日はお様方も大好きな折り紙遊びをするときの脳の働きと学習効果をお知らせします。

~折り紙あそびで育つ!「かたち」と「考える力」~


■ 活動内容

子どもたちは、色紙をたて・よこ・ななめに折って、形や模様の変化を観察しながら遊びます。折り線が増えることで紙の見た目や形が変わる面白さを発見し、自分なりの工夫や表現へとつなげていきます。

■ この活動で育つ「脳の働き」

空間認知力
 → 折ることで紙がどう変化するかを予測・確認しながら操作します。                      

前頭前野の働き(考える力・順序立てる力)
 → 折る順番や方向を自分で考えながら取り組むことで、思考力や計画力が育ちます。

視覚と手の協応
 → 折り線を正確につけるために、目で見た情報を手の動きに反映する力が高まります。

集中力・持続力
 → 丁寧に折り進めることで、根気よく取り組む力が育まれます。

■ 学習効果

・図形感覚の基礎作り
 三角・四角・ひし形など、折り線から生まれる形に自然と親しみます。
・観察力・比較力
 折り方や線の数で形がどう変わるかを比べる力が身につきます。
・表現力・創造力
 自由な折り方で模様を作り、色や形の組み合わせを楽しみながら表現します。
・言語化する力
 「ここをななめに折ったら三角ができた!」など、自分の発見や思いを言葉にして伝える練習にもなります。

■ ご家庭でも…

お家でも気軽にできる遊びです。折り紙一枚から始めて、折り線を「模様」として楽しんだり、画用紙に貼って作品にしたりして、親子で会話しながら楽しんでみてください。

 

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2025/05/01        webmaster   |    タグ:楽しく折り紙 , 折り紙を折りながら脳の動きを観察 , 対話力の大切さ

5月には、甥っ子がパパになるんです。

最近、甥っ子とラインすると赤ちゃんの話になります。

まだ、胎児なんですけどね、私の娘に最初の子どもが宿ったときに、たまたま見ていたテレビで発語する前の赤ちゃんが、手で合図を出してママとコミュニケーションをとっているのを見ました。

衝撃でしたね。

自分の子育てで、なんで泣いているの?  どうしてほしいの?と思っていても言葉が話せないんじゃどうしてあげようもなく、悲しくなったことを思い出し、言葉が話せない赤ちゃんと意思疎通ができるのならと、娘と二人で名古屋までベビー手話の講習会に参加したことを懐かしく思い出しました。

そして、胎児が6か月を過ぎると耳の機能が完成し音が聞こえるということで、おなかをトントンさすりながらたくさんの声掛けを生まれるまで続けました。そして、9か月くらいになり胎動が活発になるころには、「ここをぎゅーと蹴ってごらん」と言うとトントンとしたところから足がぎゅーっと出てくるようになり、お腹の中にいても意思疎通ができることを実感しました。
そして、いよいよ生まれてきた時に「こっちこっち、ここにいるよ」とママが声をかけるとそーっと声のするほうに顔を向けました。パパが声をかけるとパパのほうを、私が声をかけると私のほうを向いてくれました。その時に人間ってすごいなあ…と思ったのと、これでこれからの意思疎通がうまくいく。と嬉しくなりました。

そういうこともあり、甥っ子夫婦には、今、たくさん言葉かけをしてもらっています。

会えるまであと1か月、楽しみで仕方ありません。

胎児に声掛けをすることで、胎児の脳は、聴覚や感情の発達に重要な刺激を受けます。
36週以降になると、聴覚の発達が進み声のリズムやイントネーションを記憶したり、特定の音(音楽や語り掛け)に反応するようになるそうで、特に母親の声は羊水を通じてよく届くため胎児は安心感を覚えると言われているんですよ。また、生まれる前から母国語の音の特徴を学習したり、聞こえてくる音のパターンを学習することで神経回路が発達したり、生まれた後の認知能力や情緒の安定にもいい影響を与えます。(このことは実際に孫が生まれてくるときに体験しました。)今、赤ちゃんが宿っている方には、お腹をさすりながら「おはよう」「元気だね」「きれいな色のお花が咲いているよ」「いい匂いだよ」など優しく語りかけてあげてくださいね。簡単なリズのある絵本を読んであげたり、子守歌やお気に入りの曲を聞かせてあげるのもお勧めです。

あっ!!そうそう。お腹の中で聞いていた曲を流すとよく眠るという赤ちゃんもいましたよ。

胎児は、お母さんの声を通じて外の世界を少しずつ学んでいるんですよ。

 

 

 

 

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2025/04/08        webmaster   |    タグ:脳とうまく付き合う , 心を育てる , 両親の愛 , これも脳トレ

チュ-リップの折り紙で脳トレ

春休みもいよいよ終わりが見えてきました。

教室では、春休みは、折り紙で脳トレを行いました。

折り紙折るだけで? 脳トレになるの? 

いつも折るだけ折ってあとはごみにしてしまうのに…と思うお母さんも多いと思います。

 

でも、でも、折り紙を折ることで脳の働きを活性化させ、いろんなことを考えるきっかけになるのです。

折り紙で立体チューリップを折るとき、脳のさまざまな領域が活性化します。
特に以下のような働きが関係しています。

1. 空間認識力(右脳の後頭葉・頭頂葉)

立体的な形を作るために、折り紙をどのように折りたたむかをイメージする必要があります。これにより、空間認識能力や視覚的イメージの構築力が鍛えられます。

2. 運動制御(前頭葉・小脳)

細かい折り目を作るために、指先の細やかな動き(微細運動)が求められます。これは、運動野(前頭葉)と小脳が協力して制御します。

3. 記憶・手順の理解(海馬・前頭前野)

折り方の手順を覚えて実行することで、ワーキングメモリ(短期記憶)を活用します。また、試行錯誤を繰り返すことで、海馬が長期記憶として定着させる役割を果たします。

4. 集中力と注意力(前頭前野)

一つ一つの折り方に集中し、細かいミスを防ぐために注意力が働きます。前頭前野が活性化し、忍耐力や計画力の向上にもつながります。

5. 創造力・美的感覚(右脳全体)

チューリップの形や色の組み合わせを考えることで、創造性が刺激されます。美しく仕上げる工夫をすることで、芸術的感性も養われます。

折り紙が脳トレになる理由

折り紙は、単に手を動かすだけでなく、脳の広範囲を活性化させるため、子どもから大人までの認知機能のトレーニングに最適です。立体チューリップのように複雑な作品を折ることで、論理的思考力や問題解決能力も養われます。

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2025/04/05        webmaster   |    タグ:これも脳トレ

帰りの車の中はしりとり遊び

今日は、帰りの車の中でしりとりをしました。
(孫たちと出かけた帰りは、なぞなぞ遊びが定番なんです。) ハードルは下げたまま思いついた言葉をつないでいきます。帰り道1時間半 退屈しないで過ごせます。だいたい1時間もすると答えが返ってこなくなり、静かになります。

しりとり遊びは、楽しみながら脳を鍛えるのにとても効果的な遊びで、脳の発達に良い影響を与えます。

1. 記憶力の向上
しりとりでは、すでに出た言葉を覚えておく必要があります。これにより、短期記憶やワーキングメモリが鍛えられ、情報を一時的に保持しながら処理する力が向上します。

2. 言語能力の発達
語彙力が増え、新しい言葉を学ぶ機会になります。また、「ん」で終わらない言葉を考えることで、語彙の柔軟性も養われます。

3. 集中力と注意力の強化
次に続く言葉を素早く考えながら、ルールを守る必要があるため、集中力や注意力が鍛えられます。

4. 柔軟な思考力(発想力)の向上
「次は何がくるか?」と考えることで、創造力や発想力が刺激されます。特に、普段あまり使わない単語を思い出すことで、発想の幅が広がります。

5. 脳の活性化(認知症予防にも効果)
しりとりは、前頭前野(思考や判断を司る部分)を活性化させます。特に、高齢者の脳トレとしても有効で、認知症予防の一環として取り入れられることもあります。

6. コミュニケーション能力の向上
複数人で遊ぶことで、会話のキャッチボールが生まれます。ルールを守りながら楽しむことで、相手を意識する力や、円滑なコミュニケーション能力が育まれます。

しりとりをさらに脳トレにする工夫は、

  • 制限時間を設ける(瞬発力を鍛える)
  • テーマを決める(例:「食べ物」「動物」などで語彙を深める)
  • ひらがな→カタカナ→英語のしりとり(多言語の知識を刺激)

しりとりは、シンプルながらも幅広い脳の機能を鍛えられる優れた遊びです!
ぜひ、すき間時間を上手に使ってお子様の脳のトレーニングに加えてくださいね。

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2025/03/26        webmaster   |    タグ:遊びながら考える力を伸ばす

さて、チャーハンの残り三分の一と一皿の答え

月曜日のチャーハン問題

四人で二皿注文したチャーハンを一皿半分ずつ食べようとしていた4年生孫でしたがも5年生孫が3分の2食べたいというので計算が違ってしまいました。

さて、残りを3人で同じように食べるためには、どうやって分けたらいいでしょうか?

三分一と一皿 

どうやって分けたらいいでしょう。

答えが分かった方は、メールで送ってください。

お子様が「わかった」と納得できる答えの方には、教室のオリジナルグッズを差し上げます。

fuu2u@yahoo.co.jp

 

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2025/03/25        webmaster   |    タグ:これも脳トレ

春休みは、しっかり脳トレ

今日は、孫たち3人が同じ時間に終わったので迎えに行ってお昼ご飯を食べに行きました。

大島大橋のたもとにある中華屋さん しばらくお休みされていたのですが、また、開店したと聞いて行ってきました。

3人ともここの大きい餃子が大好きなんです。

早速、餃子3つ (一人分4個 600円) ちゃんぽん2つ (一人分950円)
チャーハン2つ (一人分800円) 注文したら、3人三様のおしゃべりが始まります。

今日は離任式もあったので、3人がバラバラに話をしているのですが、3人がお世話になった
先生の話題になったら、やっと話が噛みあって何を話しているのか分かりました。

その後は、また、転勤していく先生の話で盛り上がっていました。

そして、料理がでてきてからは、4年生孫が、餃子は一人2つだからね。
チャーハンは、1つのお皿を2分の1ずつ ちゃんぽんも同じね。と言ったのですが…

5年生孫が、チャーハン好きだから、3分の2食べる。

すると、4年生がちょっと困った顔をします。

「1皿を3つに分けて2つ分を食べたら、残りを3人で同じように分けるのが分からない」と言うことでした。

3人が同じにならなくても、食べたいだけ食べたらいいんじゃない? と言うことで、食べたいだけお皿にとっていただきました。

ちゃんぽんは、2分の1づつ食べました。普段の生活の中で分数を使って比べたり表したりすることで学習する時は、ちゃんとその量をイメージすることができるようになります。

そして、美味しくいただいた後は、お会計。

4年生孫

ちゃんぽんは、950円の50円が2つあるので合わせて100円 
900×2で1800+100で1900円
餃子は、600×3 1800円 
チャーハンは 800×2 1600円  後は、筆算で5300円 はい。正解。

5年生孫
950-50+(950+50)=1900円
800×2 1600円
600×3 1800円
1900・1600・1800は、2000円に100円 400円 200円合わせて700円
2000×3-700=5300

文字にすると時間がかかったように感じますが、計算しやすいように数字を並べ替えて時短で答えを出しました。

下の二人がせっせと計算している横で、高校生孫は、5300円だよ。

どんな計算した?一応聞いてみました。


だって、レシートに書いてあるよ。   ちゃんちゃん。

それから、

会話をすることで、子どもの脳のさまざまな機能が発達します。
特に、下のような領域が活発に働きます。

1. 言語能力(ブローカ野・ウェルニッケ野)

話すことや聞くことを通じて、語彙が増え、言葉の理解力や表現力が向上します。文を組み立てる力や、相手の話の意図をくみ取る力も鍛えられます。

2. ワーキングメモリ(前頭前野)

会話中に「何を話していたか」「次に何を言おうか」と考えることで、短期記憶や情報処理能力が強化されます。これは、勉強や日常生活での判断力にもつながります。

3. 社会的認知(前頭前野・側頭葉)

相手の表情や声のトーンを読み取りながら話すことで、共感力や相手の気持ちを想像する力が育ちます。人との関係を円滑にする「ソーシャルスキル」の基盤が作られます。

4. 創造力・想像力(前頭葉)

会話の中で「こういう場合はどうなるかな?」と考えたり、物語を作ったりすることで、創造的な思考が鍛えられます。

5. 脳のネットワーク全体の活性化

会話は、言語・記憶・感情・判断など多くの脳の領域を同時に使うため、脳全体の働きを活性化し、思考のスピードや柔軟性を高める効果があります。

会話はまさに「脳のトレーニング」です。
みんなで楽しくおしゃべりすることで、自然と脳の発達が促されていきます。

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2025/03/24        webmaster   |   

わーい!! 

約2カ月ぶりにホームページが復活しました。

幼稚園も小学校も中学校も高校も大学もみーんな卒業式が終わり新しいステージに歩き出しました。

今年になり、脳トレって何?ということをたくさんたくさん考えてきました。

そして、やっと答えが見つかりました。

これから皆さんにお伝えして、この先、未来を担うお子さま方に楽しい未来を開いてあげたいと思います。

 

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2025/03/23        webmaster   |   

突然急成長した息子の話2

突然急成長した息子の話2
前回、私の母との遊びで急成長した息子の話をさせて頂きましたが、なんで、私との遊びでは、発語の遅れになったのか考えていました。

言葉が出だした息子は、それまで頭の中に詰まっていた知識が一気に吐き出され、教えてもいない、自動車会社やスーパーのロゴを見ると「トヨタ」とか、「西友」と言って周りを驚かせました。

当時、東海道新幹線の東京から大阪までの駅名を暗記してすらすら言える幼児が天才児と紹介されるテレビ番組が放送されていました。それを見ていた私の父が、息子に駅名を聞いたところなんと!!答えたのです。誰も教えていないのに知っていたと、家では大騒ぎになりました。

幼児教育科で学んだ私は、子どもと一緒に楽しく遊ぶことが一番大切なんだと思っていました。
大学生の頃は、子どもと遊ぶのが好きで、子どもとの遊びにはいろんなアイデアが次々と浮かんできていました。
ペープサートを作ったり、牛乳の空き箱でサイコロみたいなブロックを作ったり、手作りのおもちゃを作っては、息子と一緒に遊ぶのが嬉しくて仕方ありませんでした。

今考えると、当時の私は、きっと自分で作った道具で息子を楽しませるというよりは、自分が楽しく遊んでいたんだと思います。息子は、楽しく遊ぶ私を見て、これは、こう遊ぶのかとか、これは、こんな名前なんだとか、いろんな情報がどんどん頭の中へ入っていったのだと思います。

母の遊びを見て気が付いたのは、
母は、ちゃんと息子の反応を見ながら、話しかけたり、息子の表情や言葉を待ったりして、情報のインプットとアウトプットがちゃんとなされていました。

このことを後に学習した脳科学的に考えると、
脳の神経回路が急速に発達する時期に多様な経験や言葉をインプットすることでそれを処理する回路が作られるのですが、アウトプットすることで回路が強化され思考力や表現力が伸びるのです。
学びを深めたり、定着させたり、ただ情報を受け取るだけではなく、話す・書く・動くといったアウトプットを通じて、脳は、情報を整理しより深く理解することができるので、私の遊びにはアウトプットが足りなかったのだなあ…と猛反省しました。

幸いにも息子は、まだ、いろんな成長の臨界期真っただ中にいたので、「聞く・見る・触れる(インプット)」と「話す・描く・体を動かす(アウトプット)」をバランスよく取り入れることで、脳の成長を最大限に引き出すことができたのです。
 

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2025/02/01        webmaster   |    タグ:臨界期 , インプット・アウトプット