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やる気を止めない話

「やろうとしている気持ちを大事に」

6年生のだいすけ君。
夏休みはとても早起きですが、起きてすぐゲーム機に向かいます。

そこで一言、
「ここで始めて心から楽しめる?」
と声をかけてみました。

足がピタッと止まります。

よしよし、その調子。
心に何も引っかかっていないほうが、心から楽しめるに決まっています。

寝転がってでも、
「やろう」という気持ちを優先しているなら、まずはそこを認めてあげたい。

「これが終わったら、おもいっきりゲームできるよ!」

ここで大切なのは、やる気を消さないこと。
「勉強は机で!」
「椅子に座って!」
「何、その姿勢!」
そんな言葉でせっかくのやる気を打ち消さないようにしましょう。

姿勢や方法についての注意は、勉強が終わってからでも遅くありません。
そのほうが子どもも素直に受け入れてくれます。

そして…
「さあ終わった!」
じゃ、お楽しみタイム

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2025/08/12        webmaster   |    タグ:#宿題 , 夏休み , 普段の何気ない会話から

夏の空を見上げて──「なんで雲ってモコモコしてるの?」

夏のある日、ふと空を見上げてみると、

そこにはまるで綿菓子のようにふくらんだ、真っ白な雲が浮かんでいました。

子どもたちはそんな雲を見て、こう尋ねるかもしれません。

「ねえ、どうして雲ってあんなにモコモコしてるの?」

この素朴な「なぜ?」こそが、自然科学の世界への第一歩です。

モコモコ雲の正体は?

夏の雲がモコモコしているのは、主に「積乱雲(せきらんうん)」や「積雲(せきうん)」と呼ばれる雲が発生しやすい季節だからです。

地面が強い日差しで温められると、そこから暖かい空気が上昇します。

この空気が高い空で冷やされると、中に含まれていた水蒸気が水の粒となって雲ができるのです。

空気がどんどん上にのぼり続けることで、雲もぐんぐんと大きく成長し、ふくらんだように見える──それが「モコモコ雲」のひみつです。

子どもたちにはこんなふうに伝えると、イメージしやすくなります

「地面が暑くなると、お風呂の湯気みたいに空気がのぼって、

空の上で冷たくなって雲になるんだよ〜。空に“ひみつのお風呂”があるみたいだね!」

自由研究におすすめ!「空を見上げる1週間」

このテーマは、観察が中心となる自由研究にもぴったりです。

以下のような活動を通して、子どもたちの科学への興味を自然に育むことができます。

研究の進め方例:

1日数回、空を見上げて雲の様子をスケッチする

気温や天気と雲の形の関係を調べる

雲の名前や種類を図鑑やネットで調べてまとめる

“モコモコ雲ができるまで”の仕組みを図解にして説明する

まとめ:自由研究の入り口は、「なんでだろう?」の一言から

大人にとっては何気ない空の風景も、子どもにとっては発見の宝箱です。

「どうして?」「なんで雲ってふくらんでるの?」

そんな疑問にじっくり寄り添いながら、一緒に調べたり考えたりする時間は、

きっと子どもの心にずっと残る学びの種になります。

ぜひ、この夏は親子で空を見上げて、自由研究のヒントを探してみませんか?

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2025/07/19        webmaster   |    タグ:普段の何気ない会話から , 自由研究 , 夏休み宿題