遊びの中の脳トレ効果 サイコロで遊ぼう
サイコロ転がし遊びの脳の働きと学習効果
■ 遊びの内容
サイコロを転がしてマスを移動しながら、どの面が上になるかを観察します。同じ場所に戻っても、上面の数字が異なることに気づくことで、
「立体の回転」に対する感覚を育てます。
■ 脳の働き
脳の部位働きの内容前頭前野予測・計画
次にどの数が上になるか考える力頭頂葉空間認知
立体の向きや位置を把握する力小脳運動のコントロール
サイコロを丁寧に転がす手先の動き海馬記憶の定着
転がした結果を覚えて比較・予測する力
■ 学習効果
空間認知力の向上
立方体がどのように回転するかを視覚的に理解することで、図形の「裏」「横」「上」といった概念を体感的に学びます。
論理的思考の育成
「この面が上なら、次はどこが上になる?」と考えることで、予測と検証の力が育ちます。
因果関係の理解
転がす順番や方向によって結果が変わることから、「動かし方と結果のつながり」を学びます。
記憶力・注意力のトレーニング
どの面がどこへ動いたかを覚える必要があるため、集中力や短期記憶力が養われます。
■ この遊びのポイント
答えが1つではないので、「試してみよう!」という探求心が育ちます
友だちと一緒に遊べば、自然と会話力や説明力も育ちます
大人が「どうなったかな?」と問いかけることで、考える力がさらに深まります