そうですね。・・・今年28歳くらいになる「たなぽん」のおはなし
同級生に「たなぽん」と呼ばれるお子さまは、おっとりしたような性格のお子様でした。
たなぽんが6年生になった頃、同じ塾に通う友達に「学校も一緒で塾も一緒でやっていることは同じだと思うんだけど、どうしてテストになると敵わないのかぁ…」と言われたそうです。
たなぽんは、まったくそんなことを気にしたことはなかったようなのですが、言われて初めて「違いと言えばわかばに通っていることかな。」と答えられたそうです。
そうなんですよね。
わかばの授業を受けている時は、どんな効果があるのだろう。と分かりにくいのですが、情報を通すための脳の神経細胞をたくさん張り巡ぐらせ、その処理能力も上げているので、その訓練をしていないお子さまとは差がついて当然なのです。
6年生で卒業したお子さま方が、周りを見て「周りができないことが分からない。」とよく言われます。
わかばで行っていたこと。面倒くさい作業が当たり前になっていますから、そこで問題に対してのハードルが下がりますし、考える習慣がついているのでじっくり取り組むことができます。
「こんなことしていても」と途中で止めてしまう方もいらっしゃいますが、10年20年先を考えるととてももったいないことなのですよ。
継続は力なりです。
たなぽんは、その後お兄ちゃんと同じ東大へ進学されました。
今頃は、どこかでお医者様かな?