5月には、甥っ子がパパになるんです。
最近、甥っ子とラインすると赤ちゃんの話になります。
まだ、胎児なんですけどね、私の娘に最初の子どもが宿ったときに、たまたま見ていたテレビで発語する前の赤ちゃんが、手で合図を出してママとコミュニケーションをとっているのを見ました。
衝撃でしたね。
自分の子育てで、なんで泣いているの? どうしてほしいの?と思っていても言葉が話せないんじゃどうしてあげようもなく、悲しくなったことを思い出し、言葉が話せない赤ちゃんと意思疎通ができるのならと、娘と二人で名古屋までベビー手話の講習会に参加したことを懐かしく思い出しました。
そして、胎児が6か月を過ぎると耳の機能が完成し音が聞こえるということで、おなかをトントンさすりながらたくさんの声掛けを生まれるまで続けました。そして、9か月くらいになり胎動が活発になるころには、「ここをぎゅーと蹴ってごらん」と言うとトントンとしたところから足がぎゅーっと出てくるようになり、お腹の中にいても意思疎通ができることを実感しました。
そして、いよいよ生まれてきた時に「こっちこっち、ここにいるよ」とママが声をかけるとそーっと声のするほうに顔を向けました。パパが声をかけるとパパのほうを、私が声をかけると私のほうを向いてくれました。その時に人間ってすごいなあ…と思ったのと、これでこれからの意思疎通がうまくいく。と嬉しくなりました。
そういうこともあり、甥っ子夫婦には、今、たくさん言葉かけをしてもらっています。
会えるまであと1か月、楽しみで仕方ありません。
胎児に声掛けをすることで、胎児の脳は、聴覚や感情の発達に重要な刺激を受けます。
36週以降になると、聴覚の発達が進み声のリズムやイントネーションを記憶したり、特定の音(音楽や語り掛け)に反応するようになるそうで、特に母親の声は羊水を通じてよく届くため胎児は安心感を覚えると言われているんですよ。また、生まれる前から母国語の音の特徴を学習したり、聞こえてくる音のパターンを学習することで神経回路が発達したり、生まれた後の認知能力や情緒の安定にもいい影響を与えます。(このことは実際に孫が生まれてくるときに体験しました。)今、赤ちゃんが宿っている方には、お腹をさすりながら「おはよう」「元気だね」「きれいな色のお花が咲いているよ」「いい匂いだよ」など優しく語りかけてあげてくださいね。簡単なリズのある絵本を読んであげたり、子守歌やお気に入りの曲を聞かせてあげるのもお勧めです。
あっ!!そうそう。お腹の中で聞いていた曲を流すとよく眠るという赤ちゃんもいましたよ。
胎児は、お母さんの声を通じて外の世界を少しずつ学んでいるんですよ。