今日は、補講で小さいクラスの授業中です。
今日は、大きな車に小さな車を乗せたり並べたりして位置関係の確認をして遊びました。
車の上・車の中・右側・左側などの言葉を聞きながら、小さな車を並べます。
「そんな難しい言葉は、まだわからんでしょう。」
そう思われる方も沢山いらっしゃると思いますが、「分からん」でもいいんです。
周りの分かっている人が子どもの反応を見ながら使うことが大切なのです。
最初は、場所を間違っても何度も繰り返し聞くことでなんとなく分かってくるのです。
教室で行うことはここまで。
後は、ご家庭で、同じように方向を表す言葉を意識して話しかけたり、並べさせたり、取ってこさせたりすることで、何となくわかったことがしっかり定着していくのです。
1週間後にお子さまの反応を見るとご家庭での取り組みが分かります。
教室で経験したことを直ぐに1週間お家で繰り返したお子さまと、時間がなくてできなかったお子さまとでは、1週間後に理解の差ができていることがお判りいただけますよね。
想像してみてください。1週間後は小さな差かもしれませんが、これが2週間、1カ月と続いていくと最終的には、大きな差になるのです。
教室で遊ぶ時間は短い時間です。家庭で意識して続きをしてもらうことでお子さまの力は定着していきます。
忙しい中、なかなか時間が取れない。と思っていらっしゃると思いますが、お子さまの人生の小学校に上がるくらいのたった6年くらいの時間です。生活の忙しい時間の中を裂かなくても、ながら遊びで充分なのです。気負わず、意識だけして言葉かけをしながらお子さまの反応を見てあげてください。
生まれたばかりの赤ちゃんが、もう1年生?というくらい6年なんてあっという間の時間です。
成長の著しいこの時期をしっかり向き合ってお子さまの成長の過程を楽しんでください。