折り紙折って ハサミでチョキチョキ うわー! すごいねぇ!4歳児も感激です。
4歳児 左側は、慎重に開き終わってちょっと形が見えたところ。
右側は、ハートがたくさんできてたのがわかって満面の笑み
この笑顔で、脳がしっかり刺激されていることが伝わってきますね。
折り紙を畳んで切って広げるあのワクワク体験、実は脳のいろんな部分を同時に使うんです。
脳のどこが刺激されるのか
1. 前頭前野(考える力・予測)
「ここを切ったら、どう広がるかな?」と予測する力を使います。
試行錯誤や工夫をするたびに、計画性や柔軟な思考が鍛えられます。
2. 頭頂葉(空間認知)
折った紙の奥に、まだ見えない模様をイメージすることで空間認知力を使います。
「折り」「対象」「左右対称」といった概念を体感で理解する助けになります。
3. 後頭葉(視覚処理)
広げたときにパッと見える模様を認識・分析することで、視覚的な情報処理が活性化します。
「対称性」「繰り返しパターン」を視覚的にとらえる練習になります。
4. 運動野・小脳(手の器用さ・協調運動)
折る・押さえる・切るなどの細かい手作業で、巧緻性(指先の器用さ)を刺激。
集中とリズム感、小脳の調整機能も働きます。
この遊びで得られる働き
予測力・想像力:切る前に「こうなるかな?」と考えることで発想が豊かになります。
論理的思考:「折った数=模様の繰り返し」といった法則性に気づきやすくなります。
驚きと発見:予想と違う模様が出たときに「なぜ?」と考える探究心が育ちます。
集中力と達成感:切って広げる瞬間の楽しさが、次の挑戦意欲につながります。
これって「遊びながら図形センスと想像力を同時に伸ばす脳トレ」なんです。
神経細胞が伸び盛りの子どもたちにぴったりな活動ですね。