一年の学習の成果を確認しよう
いよいよ春休み
お子さま方は、進学・進級でわくわく過ごしていらっしゃるでしょう。
ついつい、次の学年に気持ちが向いてしまいますが…
春休みは、次の学年の予習より今までの学年の成果をしっかり確認し、苦手な計算やあやふやに覚えている漢字など
しっかり復習をして新学年に臨みましょう。
春は、子どもたちのやる気が湧き出る季節です。上手に声掛けをしてお子さま方のやる気の芽をたくさん芽生えさせてあげましょう。
そういう話を聞いたからと言って、お母さんが張り切り過ぎてはいけません。
あくまでも、お子さまが「やってみようかな。」と思うところまでがお手伝いです。
お子様が手を出してやりだしたら、後は、温かい声(肥え)をかけて見守ってくださいね。
3歳くらいまでのお子様は、一緒に絵本を読みましょう。
お母さんが読んだお話しの一節ずつ後に続いて言ってみたり、本で読んだ言葉を生活の中に取り入れて使ってみましょう。
5・6歳就学前のお子様は、クレヨンや色鉛筆を使って春の絵を描いてみましょう。
クレヨンや鉛筆を正しく持つ、いろんな色を使ってぐるぐる線を描いたり、点々をたくさん描いてみたり、書いているうちにそれが何かに見えてきたらそれをお母さんが聞き取って同じ場面に書き記してあげて、ぜひ、お部屋に飾ってくださいね。ピカソの絵みたいでカラフルな色合いの絵がお部屋にあると春を感じられますよ。
お勧めは、ダイソーなどに売ってある額に入れてあげてください。お子さまはきっと芸術家になった気分で喜ばれると思いますよ。
小学生のお子さま方は、次の学年の予習に気持ちが行きがちですが、春休み前半は、ぜひ、今の学年の復習に当ててください。
計算の仕方や漢字の筆順、正しい形で数字や文字が書かれているか。
最近は、文字や数字を書くことを極端に面倒がるお子さまが増えてきています。
大人が携帯で文字入力に慣れてしまい、いざ、文字を書こうとしたときに漢字が出てこないことがあります。
お子さま方も同じで文字を書き慣れていないと書くことが面倒になったり、雑になったり、漢字を記号のように書くお子さまもかなり目にします。
ぜひ、春休みの前半にお子さまがどんなふうに計算をしているのか、どんなふうに文字や漢字を書いているのかを確認して正しく丁寧に書けるように声掛けしながら練習してみましょう。
春休み後半は、前半にしたこととプラスして教科書を音読する。書かれてあることを目でしっかり追いながら正しく読めているかを確認してください。
読み違いや、自分の思いで読んでいることが良くあります。
お母さんが先に読んで聞かせてから読み比べてみるのも楽しいですね。
春は、土を耕し、肥料を入れて種まきをする季節です。
お子さま方も同じで、脳をしっかり耕して、肥えかけすることで秋の収穫量がぐんと違ってきます。
だから春休みの過ごしかたってとっても大事なんですよ。
それと、積木・パズルをたくさん取り組むことをお勧めします。