今日、6年生が集まって行われた運動会に行ってきました。
歩き方や走り方のバランスが崩れていたり、踏み切り線に合わせてうまく踏み切れなかったり──
そんな子どもたちの姿を見て、あらためて感じたことがありました。
脳トレ教室でも、机にもたれかかるように座るお子さまや、肘で身体を支えながら座っているお子さまが増えています。
これらは単なる「姿勢のくせ」ではなく、体幹や筋力の弱さが背景にあることが多いのです。
幼い頃に十分に身体を動かす経験が少ないと、筋肉だけでなく、平衡感覚や空間認知、集中力の土台となる
「脳の司令系統」も育ちにくくなります。
その結果、
- 姿勢が保てない
- 集中が続かない
- 転びやすい
- ぶつかりやすい
といった日常の中での小さなつまずきが増えていきます。
身体を動かすことは、「脳を動かすこと」。
外で遊ぶ中で、五感を使って感じた風や光、仲間との関わり──
そのすべてが脳の発達を支える大切な刺激になります。
これからも「脳トレ教室わかば」では、
身体と心、そして脳を一体として育てる活動を大切にしていきたいと思います。