今日は、春分の日 春のお彼岸中日です。
久しぶりにお寺にお参りに行きました。
いつも行くお寺のお題目は、長いんですよ。
ゆうに1時間は越えます。正座をして聞いていると最後は足がしびれて立ち上がることができません。
何かにつかまって立っても足先の感覚がなかなか戻らないので歩けません。そんな風なので正座に慣れない人は
椅子に座ってお題目を唱えます。
私がこのお寺にお参りを始めて10年になりますが、お参りについてくる子どもたちがすっかり成長して今ではパパになったり、ママになったり・・・
時間の長さを感じます。
そしてね
昨日また、新しいお顔が見えました。まだ生まれたての赤ちゃんです。
お上人さんのお題目が聞こえだすと合わせるように声を出します。
生まれたての赤ちゃんは何か別の世界にいて何をを感じているようでした。
そう広くない本堂には、1歳2歳くらいの子どもや今年小学生になります。というお子さま、今年中学・高校に行きます。社会人になりました。という人たちもちゃんとお寺にお参りに来て報告をされています。
みんな、本当に小さい時から長いお題目を聴いて育っているのでお題目を上げている間、みんな黙って座っているのです。
最初は、こんな小さい子を連れてきて大丈夫なのかな?途中で退屈して動き回ったり騒いだりしないのかな?と余計な心配をしていたのですが…
お寺ではそれが当たり前と小さいうちに分かっているのですね。
習慣って凄いなあ~と思いました。
特に何も知らない最初からこの環境の中にいるのだから途中から入ってきた私よりちゃんとしっかり受け入れていて静かに待つことができるのですね。
どこか脳トレにも通じます。
そういう事も時々考えながら長いお題目を聴きながらお参りを済ませてきました。
桜の花がポツポツと咲いていました。