
長崎市住吉町にある脳トレ教室

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夕陽が沈む時間が少しずつ長くなって外海町の眺めのいい場所まで帰ることができるようになってきました。
夕陽を見ながら海岸に落ちている石を積み上げるとつい夢中になってしまいます。
それに、たいして疲れてもいないんですが・・・
気持ちもすーっと晴れ晴れします。
石積みには、すごいリラックス効果があったんです。
小さめの石を集めて教室でもお子様方と積んで遊んでみました。
とても喜ばれていろいろ工夫する姿も見られました。
海岸での石積みは、自然とふれあいながら心と脳を整える素晴らしい遊びです。リラックス効果と、それに伴う脳の働きについて以下にまとめました。
● 呼吸が深まり、副交感神経が優位に働き、心身がリラックスします。
● 五感(触覚・聴覚・嗅覚など)へのやさしい刺激が、安心感をもたらします。
● 反復的な積み重ね作業は、瞑想のような効果があり、雑念を手放すことができます。
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脳の領域 |
働き |
石積みとの関係 |
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前頭前野 |
思考・感情のコントロール |
積み方を考えることで感情が安定 |
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頭皮質 |
五感と感情の統合 |
石や自然環境からの刺激を心地よく感じる |
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海馬 |
記憶・空間認識 |
楽しい体験として記憶され、空間把握も発達 |
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扁桃体 |
不安や恐怖の処理 |
安心感によって過剰な反応が抑えられる |
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後帯状皮質 |
自己認識・意識の安定 |
今ここに集中し、心の整理が進む |
石積みは、自然の中で心を落ち着かせながら集中できる遊びです。子どもも大人も、ストレスを和らげ、脳のバランスを整える時間となります。ぜひ、日常に取り入れてみてください。
今日は、パソコンでお仕事していると久しぶりに角度の問題が出てきました。
皆さんは、この問題わかりますか?
これは、それぞれの角度は計算でわかるのですが、6年生で習う中心角と円周角を知らないと解けない問題です。
小学校6年生では「円の性質(中心角・円周角)」について学習します。この学習では、図形の中にある角度の関係性に気づき、
法則を使って自分で答えを導き出す活動を通して、以下のような脳の働きが刺激されます。
- 前頭前野:論理的思考力、推論力を使って角度の関係を読み解く力が育ちます。
- 頭頂葉(空間認知):図形をイメージで捉え、構造を把握する力を高めます。
- ワーキングメモリ(作業記憶):角度の情報を一時的に記憶しながら計算・推論する力が鍛えられます。
- 図形と数の関係に気づくことで、数学的な見方・考え方が深まります。
- 問題を筋道立てて解く力(論理性)が育ちます。
- 自分の考えを図や式で表現し、人に説明する力が身につきます。
「この角度はどれくらいかな?」「なんで半分になるの?」と一緒に考えることで、子どもたちは楽しく学びながら、思考の力を育てていきます。答えを教えるのではなく、気づきを引き出す声かけが効果的です。
■ 遊びの内容
サイコロを転がしてマスを移動しながら、どの面が上になるかを観察します。同じ場所に戻っても、上面の数字が異なることに気づくことで、
「立体の回転」に対する感覚を育てます。
■ 脳の働き
脳の部位働きの内容前頭前野予測・計画
次にどの数が上になるか考える力頭頂葉空間認知
立体の向きや位置を把握する力小脳運動のコントロール
サイコロを丁寧に転がす手先の動き海馬記憶の定着
転がした結果を覚えて比較・予測する力
■ 学習効果
空間認知力の向上
立方体がどのように回転するかを視覚的に理解することで、図形の「裏」「横」「上」といった概念を体感的に学びます。
論理的思考の育成
「この面が上なら、次はどこが上になる?」と考えることで、予測と検証の力が育ちます。
因果関係の理解
転がす順番や方向によって結果が変わることから、「動かし方と結果のつながり」を学びます。
記憶力・注意力のトレーニング
どの面がどこへ動いたかを覚える必要があるため、集中力や短期記憶力が養われます。
■ この遊びのポイント
答えが1つではないので、「試してみよう!」という探求心が育ちます
友だちと一緒に遊べば、自然と会話力や説明力も育ちます
大人が「どうなったかな?」と問いかけることで、考える力がさらに深まります
相手のおはじきを「飛び越して取る」ルールの遊び(いわば簡易版のチェッカーやジャンプゲームのようなもの)は、子どもの脳にとって非常に有効な知育活動です。この遊びによって刺激される脳の働きと、得られる学習効果は以下のとおりです。
【脳の働き】
前頭前野(計画・判断)
先を読んで動かす必要があるため、手番の中で「どう動けば一番有利か」と戦略を立てます。これは前頭前野を活性化し、論理的思考や問題解決力を育てます。
頭頂葉(空間認識)
マス目の中で自分と相手の位置関係、取れる場所の把握などに空間的な把握力が求められ、頭頂葉が活発に働きます。
側頭葉(ルールの理解と言語処理)
遊びのルールを聞いて理解し、それを守って行動することで、ルール理解力や言語処理能力が鍛えられます。
海馬(記憶)
一度成功した動きや、取られやすい配置などを覚えて応用するため、記憶力が刺激されます。
【学習効果】
論理的思考力の向上
「次にどこへ進むと取れるか」「取られないためにどう避けるか」と考えることで、論理的に物事を考える習慣が育ちます。
注意力・集中力の強化
相手の動き、自分の動き、取れるチャンスなど、複数の情報に注意を払うため、集中力が養われます。
先読み・予測力の訓練
一手先、二手先を予測する力がつき、「考える力」が自然と身につきます。
社会性(ルールを守る・勝ち負けを受け入れる)
ルールに従いながら遊ぶこと、勝ち負けを経験することを通して、社会性や感情のコントロール力も育まれます。
日常生活の中でちょっと意識してお子様の様子を観察するといろいろなことに気づくことができます。
そして、そこでちょっと声掛けをしてあげることでお子様の好奇心のスイッチを入れることができます。
このスイッチが入ると、遊びがより楽しくなり考えたり、継続して遊ぶことができるようになります。
周りの大人がちょっと意識して声掛けするだけでお子様の能力はぐんと伸びだします。
今日はお様方も大好きな繰り返し遊びながら規則性に気づく遊びの脳の働きと学習効果をお知らせします。
■ どんな遊び?
たとえば、赤・青・赤・青…と並んだ色を見て、「次は何色?」と子どもに考えてもらう遊びです。
色ビーズやカラーブロックを使って繰り返し並べたり、自分で続きを作ったりします。
■ 脳のどんな働きが刺激されるの?
脳の部位・機能働きの内容前頭前野(思考・推理)規則性を見つけ出す論理的思考力を刺激します。ワーキングメモリ(記憶)並びの順序や法則を一時的に記憶し、次に使う力が鍛えられます。注意・選択の力色の変化に注目し、パターンを読み取る集中力が育ちます。言語領域「赤の次は青!」など言葉で説明することで、表現力も高まります。
■ 遊びを通して育つ力
きまりを見つける力(論理的思考)
先を予測する力(予測力)
比べて違いを見つける力(比較・分類力)
集中してやり抜く力(注意・持続力)
自信をもって説明する力(伝える力)
■ ご家庭での取り入れ方
色だけでなく「大・小」「長・短」「音の高さ」など、さまざまな“きまり探し”で応用ができます。
一緒に「次は何かな?」と考えたり、「どうしてそう思ったの?」と理由を聞いてみましょう。
お絵かきやブロック遊びの中でも、自然に取り入れることができます。
脳トレ教室わかばより
規則を見つける遊びは、小学校以降の算数・読解にもつながる大切な“考える力”の土台を育てます。遊びの中で、楽しく思考力を伸ばしていきましょう。
日常生活の中でちょっと意識してお子様の様子を観察するといろいろなことに気づくことができます。
そして、そこでちょっと声掛けをしてあげることでお子様の好奇心のスイッチを入れることができます。
このスイッチが入ると、遊びがより楽しくなり考えたり、継続して遊ぶことができるようになります。
周りの大人がちょっと意識して声掛けするだけでお子様の能力はぐんと伸びだします。
今日はお様方も大好きな折り紙遊びをするときの脳の働きと学習効果をお知らせします。
■ 活動内容
子どもたちは、色紙をたて・よこ・ななめに折って、形や模様の変化を観察しながら遊びます。折り線が増えることで紙の見た目や形が変わる面白さを発見し、自分なりの工夫や表現へとつなげていきます。
■ この活動で育つ「脳の働き」
空間認知力
→ 折ることで紙がどう変化するかを予測・確認しながら操作します。
前頭前野の働き(考える力・順序立てる力)
→ 折る順番や方向を自分で考えながら取り組むことで、思考力や計画力が育ちます。
視覚と手の協応
→ 折り線を正確につけるために、目で見た情報を手の動きに反映する力が高まります。
集中力・持続力
→ 丁寧に折り進めることで、根気よく取り組む力が育まれます。
■ 学習効果
・図形感覚の基礎作り
三角・四角・ひし形など、折り線から生まれる形に自然と親しみます。
・観察力・比較力
折り方や線の数で形がどう変わるかを比べる力が身につきます。
・表現力・創造力
自由な折り方で模様を作り、色や形の組み合わせを楽しみながら表現します。
・言語化する力
「ここをななめに折ったら三角ができた!」など、自分の発見や思いを言葉にして伝える練習にもなります。
■ ご家庭でも…
お家でも気軽にできる遊びです。折り紙一枚から始めて、折り線を「模様」として楽しんだり、画用紙に貼って作品にしたりして、親子で会話しながら楽しんでみてください。
最近、甥っ子とラインすると赤ちゃんの話になります。
まだ、胎児なんですけどね、私の娘に最初の子どもが宿ったときに、たまたま見ていたテレビで発語する前の赤ちゃんが、手で合図を出してママとコミュニケーションをとっているのを見ました。
衝撃でしたね。
自分の子育てで、なんで泣いているの? どうしてほしいの?と思っていても言葉が話せないんじゃどうしてあげようもなく、悲しくなったことを思い出し、言葉が話せない赤ちゃんと意思疎通ができるのならと、娘と二人で名古屋までベビー手話の講習会に参加したことを懐かしく思い出しました。
そして、胎児が6か月を過ぎると耳の機能が完成し音が聞こえるということで、おなかをトントンさすりながらたくさんの声掛けを生まれるまで続けました。そして、9か月くらいになり胎動が活発になるころには、「ここをぎゅーと蹴ってごらん」と言うとトントンとしたところから足がぎゅーっと出てくるようになり、お腹の中にいても意思疎通ができることを実感しました。
そして、いよいよ生まれてきた時に「こっちこっち、ここにいるよ」とママが声をかけるとそーっと声のするほうに顔を向けました。パパが声をかけるとパパのほうを、私が声をかけると私のほうを向いてくれました。その時に人間ってすごいなあ…と思ったのと、これでこれからの意思疎通がうまくいく。と嬉しくなりました。
そういうこともあり、甥っ子夫婦には、今、たくさん言葉かけをしてもらっています。
会えるまであと1か月、楽しみで仕方ありません。
胎児に声掛けをすることで、胎児の脳は、聴覚や感情の発達に重要な刺激を受けます。
36週以降になると、聴覚の発達が進み声のリズムやイントネーションを記憶したり、特定の音(音楽や語り掛け)に反応するようになるそうで、特に母親の声は羊水を通じてよく届くため胎児は安心感を覚えると言われているんですよ。また、生まれる前から母国語の音の特徴を学習したり、聞こえてくる音のパターンを学習することで神経回路が発達したり、生まれた後の認知能力や情緒の安定にもいい影響を与えます。(このことは実際に孫が生まれてくるときに体験しました。)今、赤ちゃんが宿っている方には、お腹をさすりながら「おはよう」「元気だね」「きれいな色のお花が咲いているよ」「いい匂いだよ」など優しく語りかけてあげてくださいね。簡単なリズのある絵本を読んであげたり、子守歌やお気に入りの曲を聞かせてあげるのもお勧めです。
あっ!!そうそう。お腹の中で聞いていた曲を流すとよく眠るという赤ちゃんもいましたよ。
胎児は、お母さんの声を通じて外の世界を少しずつ学んでいるんですよ。
春休みもいよいよ終わりが見えてきました。
教室では、春休みは、折り紙で脳トレを行いました。
折り紙折るだけで? 脳トレになるの?
いつも折るだけ折ってあとはごみにしてしまうのに…と思うお母さんも多いと思います。
でも、でも、折り紙を折ることで脳の働きを活性化させ、いろんなことを考えるきっかけになるのです。
折り紙で立体チューリップを折るとき、脳のさまざまな領域が活性化します。
特に以下のような働きが関係しています。
1. 空間認識力(右脳の後頭葉・頭頂葉)
立体的な形を作るために、折り紙をどのように折りたたむかをイメージする必要があります。これにより、空間認識能力や視覚的イメージの構築力が鍛えられます。
2. 運動制御(前頭葉・小脳)
細かい折り目を作るために、指先の細やかな動き(微細運動)が求められます。これは、運動野(前頭葉)と小脳が協力して制御します。
3. 記憶・手順の理解(海馬・前頭前野)
折り方の手順を覚えて実行することで、ワーキングメモリ(短期記憶)を活用します。また、試行錯誤を繰り返すことで、海馬が長期記憶として定着させる役割を果たします。
4. 集中力と注意力(前頭前野)
一つ一つの折り方に集中し、細かいミスを防ぐために注意力が働きます。前頭前野が活性化し、忍耐力や計画力の向上にもつながります。
5. 創造力・美的感覚(右脳全体)
チューリップの形や色の組み合わせを考えることで、創造性が刺激されます。美しく仕上げる工夫をすることで、芸術的感性も養われます。
折り紙が脳トレになる理由
折り紙は、単に手を動かすだけでなく、脳の広範囲を活性化させるため、子どもから大人までの認知機能のトレーニングに最適です。立体チューリップのように複雑な作品を折ることで、論理的思考力や問題解決能力も養われます。
今日は、帰りの車の中でしりとりをしました。
(孫たちと出かけた帰りは、なぞなぞ遊びが定番なんです。) ハードルは下げたまま思いついた言葉をつないでいきます。帰り道1時間半 退屈しないで過ごせます。だいたい1時間もすると答えが返ってこなくなり、静かになります。
しりとり遊びは、楽しみながら脳を鍛えるのにとても効果的な遊びで、脳の発達に良い影響を与えます。
1. 記憶力の向上
しりとりでは、すでに出た言葉を覚えておく必要があります。これにより、短期記憶やワーキングメモリが鍛えられ、情報を一時的に保持しながら処理する力が向上します。
2. 言語能力の発達
語彙力が増え、新しい言葉を学ぶ機会になります。また、「ん」で終わらない言葉を考えることで、語彙の柔軟性も養われます。
3. 集中力と注意力の強化
次に続く言葉を素早く考えながら、ルールを守る必要があるため、集中力や注意力が鍛えられます。
4. 柔軟な思考力(発想力)の向上
「次は何がくるか?」と考えることで、創造力や発想力が刺激されます。特に、普段あまり使わない単語を思い出すことで、発想の幅が広がります。
5. 脳の活性化(認知症予防にも効果)
しりとりは、前頭前野(思考や判断を司る部分)を活性化させます。特に、高齢者の脳トレとしても有効で、認知症予防の一環として取り入れられることもあります。
6. コミュニケーション能力の向上
複数人で遊ぶことで、会話のキャッチボールが生まれます。ルールを守りながら楽しむことで、相手を意識する力や、円滑なコミュニケーション能力が育まれます。
しりとりをさらに脳トレにする工夫は、
しりとりは、シンプルながらも幅広い脳の機能を鍛えられる優れた遊びです!
ぜひ、すき間時間を上手に使ってお子様の脳のトレーニングに加えてくださいね。