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お元気でお過ごしですか?

あっという間に5月になっていました。

外出自粛生活が長くなってお子さま方のストレスがちょっと心配です。

しかし、心配ばかりしていても仕方ないので、きっとお父さんお母さんと一緒に楽しいお家時間を過ごしていることでしょう。

昨日、私は、農園にお手伝いに行き有機肥料を作るお手伝いをしてきました。

有機肥料とは、油粕や魚粉、鶏糞など、植物性または動物性の有機物(炭酸そのものを除く炭素を含む化合物)を原料にした肥料のことです。
これに対し、鉱物などの無機物を原料として、化学的方法により製造された肥料を化学肥料といいます。

有機肥料の役割は、主に土への栄養補充と土壌改良です。農作物は、土から根を通じて窒素やリン酸、カリウムなどの無機養分を吸収して育ちます。しかし、土の中の養分には限りがあるため、放っておくと養分がなくなってしまいます。そこで、肥料を使って土に養分を補います。有機肥料は、土の中の微生物の働きで分解されることで、植物が吸収できる養分に変わるため、一般に即効性はありませんが、効果は長く続きます。一方の化学肥料は、水に溶け込むことですぐに植物に吸収されるため、即効性が高い反面、特殊な加工を施した肥料を除き、効果が続く期間は短いのが特徴です。

有機肥料は土の中の微生物の餌になることから、微生物の種類が増えて農作物が育ちやすい土になることが期待されます。微生物で分解されなかった有機物の一部は土に残り、団粒形成の促進に寄与します。その結果、土の物理性(通気性や保水性など)が高まります。化学肥料にはこの効果はありません。

植物を育てるために、肥料は欠かせません。
特に今は、化学肥料をたくさん使ったり酸性雨などの自然環境の変化で土そのものが栄養不足になっているために、野菜に含まれる栄養素も昔の野菜と比べるとぐんと少なくなっています。
野菜で栄養と取ろうとするときっと食べきれないくらいの量を食べなくてはならくなっているので、やはり、有機肥料を使って土を元気にしながら、栄養がたくさん詰まった元気野菜を作ることが見直されているのです。

これって、脳を育てることと同じです。

脳も化学肥料のような知識をどんどん詰め込むと一見なんでもできるようになったとカン違いしてしまいますが、自分の経験値が伴わないとその知識を生かすことができず頭でっかちのままになってしまいます。
脳も土づくりと同じで、有機肥料のように手間暇かけて作ることで知識と経験がともないバラスの良い思考や行動ができるようになります。

さてさて、今日のお家時間はどのようにお過ごしされますか?

 

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2020/05/03        webmaster   |    タグ:#有機肥料 #能育てと土づくり #お家時間
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