6年生ってすごいね!!
1年生と6年生のやりとり
授業で1年生に出したのは、こんな問題。
「バス停でお客さんが8人乗ってバスが出発しました。
目的地に着いたので、8人のお客さん全員降りました。
さて、今バスには何人乗っていますか?」
1年生は元気よく「ゼロ人!!」と答えます。
でも、「ほんとにゼロかな?」と聞いても譲らない。
「じゃあ、6年生に聞いてみよう」
隣に座っていた6年生に問題を出題しました。
6年生は、涼しい顔をして「ひとりだよ」
1年生は、鬼の首でも取ったかのように「あー6年生が間違ったぁ」・・・
ここで、6年生、あまりにも1年生が自信満々に「ゼロです!」と言うので、
やさしくひとことヒントを。
「じゃあ、バスはどうして動いたの?」
その瞬間、1年生の目がまんまるになりました。
1年生「それってひっかけ問題じゃん」
私 「そうだよ。ひっかけ問題」「でも、6年生は引っかからなかったよね。」
「1年生は、まだ、修行の途中だから、引っかかるんだよ」「でも、6年生まで修行をしたら引っかからなくなるんだよ」
1年生 納得しました。
6年生も1年生に対して、間違ったことを指摘するのではなく、優しいヒントを出してくれたことがとてもうれしくなりました。
さすが、わかばの子です。



