夏休みの食習慣 気を付けないと大変なことに・・・
一人で留守番する小学生が気をつけたい「夏の食習慣」
夏休み、お仕事などでお子さんが一人でお留守番する機会も増える季節です。
コンビニの菓子パンや甘いジュース、スナック菓子などが中心の食生活が続くと、
子どもの脳と心に深刻な影響を与えることがあります。
1.脳に起こる変化
内容 具体的な影響
血糖値の乱れ 急激に上がってすぐに下がるため、集中力が続かなくなる
脳のエネルギー不足 菓子やジュースでは栄養が足りず、判断力・記憶力が低下
神経伝達物質の不足 鉄分・ビタミン・たんぱく質の不足で思考や感情が不安定に
2.心に起こる変化
内容 具体的な影響
イライラ・キレやすさ 血糖値の急降下により、感情の起伏が激しくなる
落ち込み・無気力 栄養が足りないと、「やる気が出ない」「何もしたくない」状態に
孤独感・愛情不足感 食事が乱れると、心も「放っておかれている」と感じやすい
保護者ができる工夫
※朝ごはんだけでもたんぱく質と野菜を意識
(例:おにぎり+卵焼き+ミニトマト)
※ 冷凍ストックや作り置きで「温めるだけのごはん」を用意
※ 甘いものを完全に禁止するのではなく、時間と量を決めて一緒に楽しむ
※ 帰宅後の「今日は何食べたの?」の会話が心の安心につながります
ことばかけの力も大きい!
「ちゃんと食べた?」「あなたの元気が一番だよ」
そんな一言が、子どもの食と心を守ります。