まるじ君の区切り打ちの知らせを聞いて思う事
小学校の卒業式が終わってからお遍路の再開をしていたまるじ君
今回の区切り打ちが終了した模様です。
区切り打ちとは、お遍路を何回かに分けてするときの区切りのことのようで、中学校生活が始まるので一区切りという所なのでしょうね。
四国では、お遍路さんへのお接待という文化があるので小学生が歩き遍路をしていれば誰だって泊めてくれるのでは?と思った私の考えは浅はかでした。
まるじ君は、宿に泊めてもらったり、食事を頂くこともありましたが、泊るところがないところではベンチの上や公園で野宿をしているのです。
・・・・・誰か友達と一緒ならまだ考えられますが、なんと一人きりです。
凄い修行ですよね。
修行と言えば、私もまるじ君の足元にも及ばないのですが、1度経験があるのです。
羽黒三山で山伏の修業をされた山伏のちゃまさんと言う方が長崎にいらっしゃるのですが、ちゃまさんは、希望すると岩屋山の修業に同行させていただけるのです。
岩屋山と言えばたくさんの方が登られる山なので・・・甘く見ていました
スタートして10メートルもしないうちに・・・ううぅぅぅぅぅうううっ
ハイキングじゃなくて修行だったぁ… そうです。楽しくおしゃべりしながら景色や草花を見て歩くハイキングではありません。
修行ですから、休憩以外の場所では私語は禁止です。
これが辛い・・・ そして、自分がこれまでどれだけ言い訳の多い人生を歩んできたか。思い知らされました。
しかし、スタートした以上途中で止めることはできません。でも、どんどんみんなに置いていかれ、歩けない自分が情けないのと、みんなに迷惑をかけているという罪悪感で過呼吸になり、目はかすんで見えにくくなるし、足は動かなくなるし・・・意識もうろうとしながらみんなには随分遅れてしまいましたが、なんとか頂上へ
頂上では、市内の景色を一望しゆっくり身体を休めて・・・さあ・・・下ります。
登山って上りより下りがキツイことを知らなかった私です。
またまた、みんなに随分遅れをとってしまいましたが、なんとかみんなと同じ行動を取り修行を終えた時の晴れ晴れした気持ちは今でも忘れません。もちろん苦しかった思いもしっかり覚えています。
まるじ君は、凄いなあ…と本当に尊敬します。
まるじ君のお遍路旅はまだ続くのでこれからも応援させていただきます。
あっ!! このブログを読んで岩屋山くらいだったら登れると思ったあなた!!
ちゃまさんの岩屋山修行に同行したい!!と思ったあなた。
ちゃまさんのFBから連絡してみてくださいね。