夏休みが終わり、夏休みモードの思考回路を元に戻すために小学生クラスでは1カ月パズルに取り組みました。
夏休み中は、自由に生活していた脳はあまりストレスもなくリラックス状態だったのが、学校が始まり一気に忙しく働かざるを得なくなりました。
学校へ行くといろんな制約があったり、友達関係でも自分の思い通りにならなかったり…
いろんなストレスから脳も一気に負荷がかかり何に対しても面倒になり「やりたくない」「疲れた」「分からない」状態に陥ります。
そんな時は、パズルをするのが一番の特効薬!!
最初は、「できない」「めんどくさい」「答え教えて」「わからん・・・」
マイナス思考オンパレードです。
でも、そういうことは想定内ですから、ただひたすら一緒にパズルに取り組みます。
あっと言う間に完成させて「先生凄い!!!」とちょっと凄いところを見せたり…「できなあ~い・・・」とちょっと弱いところを見せたり・・・
先生もできないことがあるんだって教える。そして、できないから一生懸命やってる姿を見せる。
なかなかできない時もあるけど、手を止めないでやってるうちに「できたぁ~」って達成感を得る。
一緒に頑張ってくれる人がいるから諦めない。やり抜いたときの達成感を得られれば得られるほど子どもたちのやり抜く力は伸びていきます。
一緒に頑張ってくれる仲間・・・友達であったり、時には、お父さん、お母さん、兄弟、先生・・・
そうしながら「やってみる」「やること」の大切さが分かるとともに・・・1カ月継続すると、
一番大切なこと・・・お子さまの思考回路が驚くほど凄いスピードで情報を送りあえるようになるということです。
最初の週は、台紙を2枚くらい完成させるのがやっとだったのに、2週目は5枚くらい、3週目は10枚くらい、4週目になるとテキスト1冊終わらせるくらいの勢いがついたお子さまもいらっしゃいました。
ずっと様子を見られてこれらたお母様が一番分かってらっしゃると思いますが、最初はなかなか情報を送れなかった脳の回路が何度も何度も情報を送りあううちにスムーズに情報が送れるようになって、作業効率も良くなり作業量が上がったということです。
この作業効率の上がった思考回路は、パズルだけに力を発揮する訳ではありません。脳の中に入ったあらゆる情報を処理することができます。
さあ!! 準備は整いましたよ。
10月からはしゃっきり脳でいろんなことに挑戦してくださいね!!