好奇心を育てる方法
子どもの質問に対して、答えを教えてしまうのも実はよくありません。
たとえば、初めてアイスクリームがとけるのを目の当たりにして、子どもから「なんでこうなっているの?」と聞かれたとします。
このとき、「溶けているんだよ。」と簡単にこたえてはいけません。「なんでだろう?びっくりだね。」と親御さんも一緒に興味を持ってできる限り大きな表現で子どもの感情を刺激してあげましょう。
その後に、「どうしてだと思う?」と聞いて、その子なりの答えを引き出してください。
親御さんが答えを言ってしまうと子どもはその答えを聞くだけになってしまいます。
また、子どもが出した答えが間違っていたとしてもかまいません。
子ども「重さでつぶれちゃったかなあ」
親 「じゃあ、実験! アイスの上におもりを乗せよう。」
こうして、子どもの答えを否定せず,正解に近づいていくように発展させていくのも良いでしょう。親御さんがリードして考える余地を与えてあげれば子どもは考えることが好きになっていきます。
また、極端な話、正解を伝えなくても大丈夫です。
そのままでも、のちにその知識を学習したときに「ああ、あの時の・・・」と思い出し、自分なりに結論を推測して話してくれることもあるでしょう。好奇心と思考が知能の高まりに結び付いた何よりの証拠です。
私の感想
お子さま方の興味を引き出すためには、お子さまの遊びにじっくり付き合ってあげることが大切です。
家庭のお仕事と育児の両立は本当に大変だと思いますが、お子さまが6歳ごろまでは、忙しい手をとめて、チョットだけ付き合ってあげる習慣をつけるとお子さまの好奇心はぐんぐん伸びていき、考える習慣がついていきます。
手間暇かける時期ですよ。