今日は日曜日
普段は、ほとんどテレビを観ない生活をしています。なのでニュース以外の時事ネタなど結構知らないことがあります。
今日は、部屋にいても暑くて外に出られないのでテレビをボーっと見ている時間がありました。
日曜日っていろんな番組があるんですね。
一気に芸能ネタやスポーツネタなど頭の中がいっぱいになりました。
Eテレで園芸の番組を見ると庭いじりがしたくなるし、お料理コーナーを見るとこれ作ってみよう。とお昼に作ってみたり…
えーっ!!とか、そうなんだぁ!!とかいろんな感情が忙しく入れ替わりながらほとんど一日中テレビの前で過ごしました。
だからと言って、すべてを覚えている訳でなく、やはり、自分の興味から遠いものは忘れています。
・・・・・と、一言で簡単に言ってしまいましたが…
これってとても重要なことなのです。
脳に情報を取り込もうとするとき、人は見たり聞いたり五感を使って情報を取り込むのですが、その時に脳の中の脳幹(本能的な反射や生命維持を担う所)には、脳幹網様体賦活系という機能があり、その人が意識している情報だけを脳に送るという機能で意識していないものは、実際に目や耳や情報として信号が入ったとしても脳幹網様体賦活系によってフィルタリングされて脳には送られないということが分かっています。
例えば、皆さんは、毎日時間を知るために何度となく時計を見ていると思いますが、その時計を書いてみて。と言われて正確に書くことができますか?
時間を知ることが目的なので時計のデザインまでは覚えていないと思います。
それが、脳幹網様体賦活系の働きなのです。
実際には見たり聞いたりしているのですが、意識していないものは根こそぎフィルタリングして脳へ情報を送らないようにしているのです。
なんで情報を制限するのかというと、脳は体重の2%ほどしかないのに1日の全体のエネルギー消費量の約20%も使うくらいエネルギーを消耗します。何でもかんでも情報を取り入れて処理していたら脳はさらにエネルギーを使うことになってしまい他の器官に送るエネルギーがなくなってしまうからです。
だから、五感で感じ取った情報は脳幹網様体賦活系で選別されて意識していないものは「ない」ものにされてしまうのです。
意識していることだけが「ある」ことになるのです。
なんか、難しく書いてしまいましたが…さらに続けると長く長くなってしまうので、
要は、人間の脳は見たり聞いたりしても、意識していないものは「ない」ものと判断されフィルタリングされてしまうのです。人間の思考は意識していることで作られているのですね。
しかし・・・悲しいかな・・・人間の思考は、出来るようになったことや習慣化したことは、ほとんど無意識で行っているのです。もちろん、心臓や内臓もそれに呼吸することも無意識の領域で働いています。
そして、脳幹網様体賦活系も五感で感じ取った情報を無意識のうちに選別して脳に送っているのです。
つまり、現実は無意識が作っているということなのです。
で、普段の無意識レベルの思考がネガティブだったら・・・
ネガティブな現実が作られていく。ということになります。
どんなに頑張ってポジィティブ思考にしようとしてみたり、明るく振舞おうとして見ても無意識レベルがネガティブ思考だと現実は好転しないのです。
そしたら、もう変えようがないの…?
不安になりますよね。 大丈夫です。
無意識が感謝で満たさせていれば、現実におこることも感謝で満たされたものになります。
無意識が感謝で満たされるためには、「ありがとう」の感謝体質になることです。
いまの社会は、なんでも手の届くところにそろっているので、あって当たり前の世の中になっていませんか?
そして、なければそれが不満となって誰かを責めたり批判したり… そういう社会ではネガティブ思考になってしまいますよね。
日々の生活の中で、たくさんのありがとうを探して「ありがとう」をたくさん伝えたり、感じ取ってみましょう。
感謝体質に切り替わることでこれからの思考も変わっていきますよ。
今日はいろんなことを考えた1日でした。