土曜日教室は、しん…と静かで、深く考える時間
今日は4年生の"分数の計算"をしました。
計算式に書かれた数字だけを見て、
そのまま答えを出そうとしていたので、
あれれ?と感じて、ちょっと手を止めてみました。
「分数ってね――
“分けた数” と “その分けた数がいくつ集まっているか” が
ひと目でわかる魔法の表し方なんだよ」
そう言いながら、図を描いてゆっくり説明。
1を何こに分けたのか。
そのうちの何こ分が集まっているのか。
図で見ると、途端に “分数の意味” が見えてきます。
そして…
分けた数と、集まった数が同じになったとき、
そこは“元の1”に戻る。
この感覚がつながった瞬間、
彼女の手はスラスラと動き始めました。
数字を追うだけではなく、
「意味」で理解することで、脳の回路がつながる。
これが、わかば式脳トレの大切にしているところです。
今日もひとつ、
子どもの中に “できた!” の花が咲きました



