4月29日 月曜日
今週は教室お休みを頂いております。
自宅にいても教材を考えたり、作ったり、雑用をしたり・・・いろんなお仕事があり仕事ができることを楽しませていただいています。
今日は、連休に入る前に行った発達検査の採点を行いました。
1年ぶりのテストですが、中学年になってくると急激に伸びるお子さまがいらしゃいます。
今までのわかばのデーターを見ると1年生は、ちょっと足踏み状態のお子様が多くいらっしゃいます。
年長さんで頑張っていろんなことを体験したので1年生になってちょっとホッとする時期でしょうか。
この年齢で、停滞しても少し期待に副わない結果が出ても原因が分かっているので何も心配はいりません。
中学年くらいになると一気にIQ120越えするお子さまが増えます。
それは、その前の時期、8歳くらいまでは、「運動の引き出し」が作られる小脳の発達期です。
脳の指令を遂行するのに必要な「運動の引き出し」を増やしていく時期になります。
この「運動の引き出し」が多ければ多いほど、即座の習得は可能になりますから、この時期までに様々な動きを体験させてあげることで9歳、10歳くらいの時期になった時にゴールデンエイジといわれる脳の黄金期を有効に活用でき、一気に知能指数が高くなることがあるのです。
発達検査では、知能指数も測ることができますが一番大事なのは、やはり、問題に対しての取り組み方や考え方、正しい解答はなくても一生懸命考えようとしているのか、話を一生懸命聞いているのか、普段の授業では見落としているところが見えてきます。
これは、お子さまの持っている能力を最大限に伸ばすためのとても大切な部分です。
これから先の将来は、とても生きにくい社会になることが予想されます。
そんな社会でもしっかり自分の考えを持ち前を向いてたくましく歩いていける人に育ててあげたいですよね。
今日は、そんなことを考える1日になりました。