緊急事態宣言が出されましたね。
コロナウィルスが広がりだしたとき、こうなるだろうと感じていたことが的中してしまい、どんどんウィルス感染が広がっています。
私は、仕事柄、世の中の出来事に対して人々の考え方やとらえ方がどう変わっていったのかを長年見てきました。
インターネットがまだ普及する前は、いろいろな情報が少なく、その情報が手に入ると大切にしっかりその情報が正しいものなのか、自分にとって大切なものなのかをしっかり確認して使っていました。
そのうち、ネット環境が良くなり多くの人が自分に必要な情報を自由に得られるようになると
昼も夜も関係なくその情報を使い役に立てていました。
このころまでは、情報量とそれを必要とする人たちのバランスが取れて情報を自分で確かめ上手に使えていたのですが、さらにインターネット環境が整い、ソーシャルメディアも次々と出てきてそれに伴って社会に出てくる情報量が急激に増えていきました。
こうなると、もう、情報に対して新鮮味もなく中には、フェイクニュースと言われる嘘の情報まで出回るようになったので、人々は情報に対して興味関心が希薄になってしまいました。情報に対しての満腹状態です。
だから、「これは、とても大切なお知らせですよ。」と大切の情報が流れてきてもその情報をキャッチできず見過ごしてしまったり、せっかく見ていても「またフェイクニュースに違いない」と確かめもしないで勝手に判断してしまうようになっているのです。
そして、先日のようにとても有名な人が亡くなって初めて事の重大さに気づくのです。
なんでもすぐ手の届く今の時代は、便利になりすぎて脳の働き(反応)が鈍くなっています。
これをなんとかしなきゃいけない!!とみんなに気づいて欲しい!!
だから、今、ちゃんと脳を鍛えることが大切なのです。