日常生活の中でちょっと意識してお子様の様子を観察するといろいろなことに気づくことができます。
そして、そこでちょっと声掛けをしてあげることでお子様の好奇心のスイッチを入れることができます。
このスイッチが入ると、遊びがより楽しくなり考えたり、継続して遊ぶことができるようになります。
周りの大人がちょっと意識して声掛けするだけでお子様の能力はぐんと伸びだします。
今日はお様方も大好きな折り紙遊びをするときの脳の働きと学習効果をお知らせします。
~折り紙あそびで育つ!「かたち」と「考える力」~
■ 活動内容
子どもたちは、色紙をたて・よこ・ななめに折って、形や模様の変化を観察しながら遊びます。折り線が増えることで紙の見た目や形が変わる面白さを発見し、自分なりの工夫や表現へとつなげていきます。
■ この活動で育つ「脳の働き」
空間認知力
→ 折ることで紙がどう変化するかを予測・確認しながら操作します。
前頭前野の働き(考える力・順序立てる力)
→ 折る順番や方向を自分で考えながら取り組むことで、思考力や計画力が育ちます。
視覚と手の協応
→ 折り線を正確につけるために、目で見た情報を手の動きに反映する力が高まります。
集中力・持続力
→ 丁寧に折り進めることで、根気よく取り組む力が育まれます。
■ 学習効果
・図形感覚の基礎作り
三角・四角・ひし形など、折り線から生まれる形に自然と親しみます。
・観察力・比較力
折り方や線の数で形がどう変わるかを比べる力が身につきます。
・表現力・創造力
自由な折り方で模様を作り、色や形の組み合わせを楽しみながら表現します。
・言語化する力
「ここをななめに折ったら三角ができた!」など、自分の発見や思いを言葉にして伝える練習にもなります。
■ ご家庭でも…
お家でも気軽にできる遊びです。折り紙一枚から始めて、折り線を「模様」として楽しんだり、画用紙に貼って作品にしたりして、親子で会話しながら楽しんでみてください。