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介護

つい、最近まで「私は、親の介護しなくてもいいんじゃないかな?」と思うほど母は元気だったのですが、今年に入り、急に気弱になり、直ぐに取り越し苦労が始まります。

まだ起きていないことを「そうなったらどうしよう」とか、「寝たきりになってしまったら…」と考え始めるととことん悪い結果になると思い込んでしまうようになり、心配のあまりご飯を食べられなくなったり、感情の起伏が激しくなって、体重も30キロ代まで落ちてしまいました。

このままでは、体力もなくなってしまうので3度の食事をしっかり食べられるようにと、体力をつけるためにショートステイにお世話になることになりました。

 

最初の3日くらいはご飯もしっかり食べられて声にも元気が戻ってきていたのですが、血液検査が有ることをスタッフの方は伝えていました。と言われるのですが、母は聞いてないと言い、「朝から食堂に降りて行ったらいきなり注射(採血)をされてそれから具合が悪くてご飯も食べられる状態ではないのに、ご飯を食べてもらわないと困ると言われた。」と電話をしてきました。
私は、電話を受けながら話が見えず・・・いきなり注射をすることはないんじゃない?と聞いても「もう頭もボーっとして何も考えられないし、立とうとしても足に力が入らず・・・」と訴えるだけなので直接施設へ行って事情を聞いてきました。

施設に入った人には、皆さん血液検査をすることになっており、その血液検査のための注射だったこと、そして、母は、採血をコロナの予防接種と勘違いしているようだという事・・・

思い込みが激しい母なので、コロナの予防接種をされたのだと思い込んで具合が悪くなったようです。
おまけに、自分が採血のことを聞き落としているのにいきなり注射をされたと施設のスタッフの方に対しても不信感を抱いたみたいです。

事情が分かってから、母に電話をしてコロナの予防接種ではなかったこと、空腹時にドキッとして一時的に具合が悪くなっただけだから安心していいよ。と伝えてしばらくいろんな話をして母が落ち着いてから電話を切りました。

今は、対面できないので電話で話すことしかできませんが、電話も電波が悪くて聞き取りにくかったり途中で切れたりともどかしいばかりです。

元気になって家に戻ってこられる日を母も私たち兄弟も首を長くして待っています。

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