今日も先週に引き続き、知能について分り易く紹介されている「IQ130以上の子どもの育て方」和田知之先生の本の中から紹介させていただきます。
子どもの前で後ろ向きな発言をしない
アイデアが豊富な人は、元々さまざまな思考パターンを自分の中に持っています。
「ああでもない、ここでもない」とたくさんのことを考えながら、現実不可能なものも含めて多くのアイデアをだしていく。一方、思考が固まっている人は、「そんなのは絶対に無理に決まっている。」思考そのものを諦めがちです。
細かいことにこだわらない。諦めない。柔軟に考える。こうした大人になってもらうためには、出来る限り子どもの前でネガティブな発言を控えましょう。
両親が誰かを非難していると子どもの思考は止まりがちになり、人生で大きな出来事に直面した時、物事を悲観的に考えるようになります。「失敗したらどうしよう。」「うまくいかなかったのはあいつのせいだ」など、思考が負のスパイラルに陥ります。
逆にポジティブに考えられる人は、「とても勉強になったな。次はここを改善しよう。」と前向きにとらえられます。
そういう人の周りには、多くの協力者が集まってくるものです。
知能を育てておくことで、周囲からの協力も得られやすくなり、社会に対して貢献できる可能性が大きくなると言えるのではないでしょうか。