昨日の夜・・・
教室でお母さんに言われたこと・・・ちょっと引っかかっていました。
発達テストが日常にどんなふうに役に立っているのか分からない。・・・
発達テストは、1つ1つの検査内容を把握して取り組む様子やお子さまの反応で検査項目の発達具合を採点していきます。
検査結果だけ見て、今のお子さまの発達がどれくらいなのかと言うのを見極めるのはとても難しく(特にお子さまの場合は、その日の気分で良く答えたり、答えなかったり、取り組む姿勢も違うため)なので、授業をしている時の様子やお母様に生活の中での様子をお尋ねしながら1年の発達具合をお話させていただいています。
発達テストは、1年に一度お子さまの発達を図るための唯一の手段なのです。
学校でも、普段の授業の様子だけでお子さまの理解度は判定されないでしょう。単元ごとにテストをして成績が判定されていると思います。
お子さまが良く取り組んでいても検査をすることで、見落としに気づくことも良くあります。
そういうところもお母さまと日常の生活の中に照らし合わせて今後気を付けていく所をお話させていただいています。なので、発達テストの結果は、次の年のお子さまの発達を促す指針になります。なので、とても大切な検査なのです。
脳の発達は、脳を開いて確認できると分かりやすいのですが、そういうわけにもいきません。
ただ、お子さまが喜んできてくださること。脳は、楽しいこと、嬉しいことで活性化します。
いま、お子さまが楽しく、喜んできてくださったいるのであれば、脳は順調に成長していると考えていただければいいと思います。
脳の発達を一番阻害するのは、ストレスです。
ストレスの原因は、いろんなところにあります。大きなものから「えっ・・・そんなことで」と些細なことまで・・・ストレスにしてしまうのは個人差があるので第三者が「大きな原因。小さな原因」と一概には判断できませんが…
わかばでは、授業をしながらお子さま方の心の様子もしっかり観察しています。
ちいさな心がザワザワしている原因がどこにあるのか、早く取り去ってあげられればお子さまの心の戻りも早いのです。
小さな変化を見逃さない。
お子さま方が言えずにストレスにしているのであれば、お子さま方の代弁者にならないといけないと思っています。
最近は、ストレスを抱えている小さなお子様が増えてきています。
脳も心も健やかに、明るい希望のある未来は今の子ども達が作っていきます。
時間をかけてしっかり向き合ってじっくり育てていきませんか。